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miagolegno(ミャゴレグノ)について
組み木立体アートのブランド「ミャゴレグノ」。「絵からそのまま飛び出してきたような、触って、飾って楽しめるアート作品」をテーマにイラストレーターの二人がデザインから制作までを手がけているハンドメイド作品です。2013年に20点ほどのmiagolegno作品とイラストで個展を開催し、本格的に活動が始まりました。カラフルな色彩が特徴で、ピースを出し入れすることで陰影を付け、色々な場所に移動して飾れるように、全ての作品が持ち上げてもバラバラにならないように組まれています。
miagolegnoの名前の由来とロゴについて
miagolegno(ミャゴレグノ)とは、イタリア語で(猫が)鳴くという意味のmiagolare(ミャゴラーレ)と、 木という意味のlegno(レーニョ)を合わせた造語です。読み方はミャゴレグノとしました。2007年頃から、主に猫をモチーフにした木のアクセサリーを制作し、猫の鳴き声が聞こえてきそうな、生き生きとした作品作りを目指して付けたブランド名です。その名前を引き続き組み木立体にも使用しました。ちなみに、ロゴの中に猫が二匹隠れているのですがわかりますか?
作品の売り上げの一部を犬猫の保護、殺処分ゼロ活動をする団体に寄付いたします。
私たちが一緒に暮らしている猫2匹は、保護団体から譲り受けた猫(現在18歳)と
親と逸れた赤ちゃん猫を
里親が見つかるまで数人で順番にお世話するうちに飼うことになった猫(現在15歳)です。
縁あって飼い始めた猫たち、今では大切な家族です。
不幸な犬や猫を減らすために少しでも協力ができたらと思い、作品の売り上げの一部を寄付いたします。
制作方法について
元のデザイン案は、鈴木啓之、鈴木美波のそれぞれが案を出して作りたいものを製作しています。
現在販売されている作品は、お互いの案がほぼ半々で作品化されています。
元の案出し方法は、二人それぞれ違う方法で、イラストを彩色までしたり、ラフのままだったり、
鉛筆で描いたり、パソコンで描いたり。
そうしてデザイン案が出来、作品にすることが決まると、次は、分担作業に入ります。
デザイン案は、そのままでは立体にならないので、立体になるようにデザインをし、
図面にします。
その立体デザインは全て鈴木啓之が担当し、ミャゴレグノの特徴である鮮やかな色を決める彩色設計は全て鈴木美波が担当します。
お互いの得意分野を生かして、一つの作品が完成します。
木材の加工について。
材の加工は、鈴木啓之が担当します。
完成した図面を北海道産のイタヤカエデに貼り、糸鋸盤で切ります。
ヤスリがけをして、アクリル絵具で彩色します。
ハンドメイドなので、顔の表情や模様など、多少の違いがあり、
一つ一つの作品に個性が出てきます。
こうして全ての工程がハンドメイドのオリジナル作品が完成します。
時間はかかりますが、機械では出来ないハンドメイドならではの
柔らかい線で出来た、筆の跡が残った味のある、温かみのある作品になります。
大きな作品も製作しています!
企業や美術館等に展示する作品も製作しています。
下の画像は、花巻おもちゃ美術館に展示「注文の多い料理店」です。
高さ60cm。
大型の作品は北海道産白樺の間伐材を使用しています。
木は二酸化炭素を吸収し光合成をして酸素を作り出します。
しかし成長するにつれ二酸化炭素の吸収が減り、逆に二酸化炭素の排出量が増えてきます。
そのため一定の時期を迎えるとその木を使用し、また新しい木を植えていかなければ、
温暖化の原因である二酸化炭素を減らすことにはなりません。
また、間伐を行っていないために木が密集し、光が地面に届かないので下草が育たず、土がむき出しになってしまい、
大雨などで災害が起こりやすくなります。採った木材を有効に利用し、利益を山に還元し、環境悪化を止めなく
てはなりません。(滝澤ベニヤ株式会社HPより抜粋)
ミャゴレグノは環境保全に貢献するというほどの量を使用することはできませんが、
間伐材を大型作品に使用することで、作品を通して間伐と循環活用の必要性をお伝えできればと思います。
ミャゴレグノの作品は下記のショップでも購入することができます。
※在庫に関しましては、各ショップにお問い合わせください。
・TOYTOYTOY 香川県高松市仏生山町甲455-2
・Objects Of Use 6 Lincoln House Market Street Oxford OX1 3EQ United Kingdom
・神保町いちのいち 名古屋店、グランスタ丸の内店、経堂店、新百合ケ丘店、多摩センター店
・三省堂書店 神保町本店、東京ソラマチ店、池袋本店書籍館1F、
販売終了作品について
新作が増えるごとに、販売を終了する作品があります。
掲載していた作品が削除されている場合は、すでに販売を終了している作品になります。
Profile
- miagolegno(ミャゴレグノ) (個展、グループ展は省略)
-
- 2012年11月
組み木立体アートの制作開始
- 2013年5月
北アルプス展望美術館「春日明夫トイコレクション世界のアートな木の玩具展」出展
- 2013年7月
トヨタ自動車2014年カレンダーコンペ2位
- 2014年2月
東京インターナショナルギフトショー春2014「ACTIVE CREATORS」出展
- 2014年3月
ワタリウム美術館ミュージアムショップ「ONSUNDAYS」にて販売開始
- 2014年4月
三省堂書店 神保町本店1階ショップ「神保町いちのいち」にて販売開始
- 2014年5月
日本経済新聞「日経MJ」掲載
略
- 2017年3月
ポーラ美術館で販売開始
- 2017年5月
M.O.N.O.SHOP & GALLERYで販売開始
- 2018年2月
「いしかわじゅんと猫ともだち ネコトモ2018」展参加
- 2018年10月
雑誌「猫」に作品掲載
- 2018年12月
香川県高松市「TOYTOYTOY」で販売開始
- 2019年3月
浜田市世界こども美術館『アートパズル展』展示
- 2019年5月
福岡 岩田屋定番コレクション出展
- 2019年10月
手塚治虫コラボ作品を発表。販売開始。
- 2019年10月
ウッドデザイン賞2019 受賞
- 2020年7月
花巻おもちゃ美術館 特大作品「注文の多い料理店」展示
- 2012年11月
- minami(イラストレーター)/デザイン・色彩設計担当
-
1999年、多摩美術大学デザイン科グラフィックデザイン専攻卒業。個展等で「不思議な街」をテーマに作品を発表。
<個展・展示等>
- 『minami illustration』ギャラリーES/青山
- 『遊歩者』gallery Rue Nalf/外苑前
- 『鈴木美波/miagolegno展』リベストギャラリー創/吉祥寺
- 『coppice × KICHIJOJI ART PROJECT/鈴木美波 展 』coppice/吉祥寺
- 『ラフォーレアートワーク ラフォーレ原宿』壁面絵画/原宿
- 『JDNカレンダーデザインアワード2011』入選
- 『Illustration exhibition Special selection 2012.january』RECTOVERSO GALLERY/茅場町
- 『iPhone Case × Artist』新宿伊勢丹本館5階 アートギャラリー/新宿
- 他個展、グループ展多数
<制作実績>広告、CDジャケット、表紙イラスト、カレンダーなど。
⇒ minami website
- 鈴木啓之(イラストレーター)/デザイン・造形担当
-
1991年~1994年3月、多摩美術大学。1995年~ 玩具パッケージ会社、テクニカルドキュメント制作会社でイラスト制作を担当。2001年~フリーランス。
<制作実績>玩具パッケージイラスト。Annualreport、医療雑誌、パンフレット等挿絵。自動車、医療介護機器、カメラ、携帯電話等取扱説明書用イラスト。
⇒ 鈴木啓之 website